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SDGs経営とは?企業が取り組むメリットや基礎知識が習得できる講座

公開日:2023年08月03日 タグ:

「SDGs経営の意味やメリットは?」
「SDGs経営の実現に向けて基礎知識を身につけるには?」

近年注目を集めるSDGs経営の概要や、上記のような悩みを持った方は多いのではないでしょうか。

SDGs経営とは、SDGsを達成しながら経営する手法のことで、企業におけるブランディング効果などのメリットが見込めます。

今回は、SDGs経営の概要やメリット、ポイントなどを詳しく解説します。さらに、SDGsの基礎知識の習得に役立つ「SDGs@ビジネス検定講座」についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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この記事を届けたい人
  • SDGs経営の実践や知識習得にあたって概要を知りたい方
  • SDGs経営に取り組む前に具体的なメリットを知りたい方
  • SDGs経営の実現に重要なポイントを把握しておきたい方

SDGs経営とは?その他経営手法との違い

SDGs経営とは、2015年の国連サミットで採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成を目指しながら行なう経営のことです。SDGsでは、17の大きなグローバル達成目標と169の具体的な行動のターゲットが設定されています。

企業としてSDGs経営が求められる背景には、昨今、地球環境問題などへの関心が社会全体で高まっていることが挙げられます。SDGs経営へ積極的に取り組めば、社会環境問題に取り組む企業としてブランドを高めることができ、社会貢献活動が実現できます。

 

ESG経営との違い

そもそもESGとは、以下3つの頭文字から生まれた言葉です。

  • Environment(環境)
  • Social(社会)
  • Governance(企業統治)

 

ESG経営は、これら3つの要素を重視した経営手法を指し、投資家等のステークホルダーからの評価を中心にしている点が特徴です。

一方、SDGs経営は、企業側視点の未来に向けた活動を指す点で違いがあるといえます。

 

企業がSDGs経営に取り組むメリット3選

次に、企業がSDGs経営に取り組む3つのメリットを見ていきましょう。

 

市場競争力を高められる

社会全体がSDGsに関心を寄せているため、SDGs経営に取り組むことで投資家からの注目を集められます。例えば、上場企業なら株価、スタートアップ企業やベンチャー企業なら資金調達の面で有利に立てる可能性が高まるでしょう。

また、快適な職場環境を構築することで社員のモチベーションアップにもつながり、長期にわたって活躍してくれる人材が増える見込みがあります。

自社に見合った人材を社員や関係者から紹介してもらう「リファラル採用」なども行ないやすくなり、スキル・適性を備えた人材を獲得する機会の増加が期待できます。

 

企業ブランディングを行なえる

SDGsへ真剣に取り組む姿勢を打ち出すことで、顧客や消費者が持つ自社のイメージアップを図れます。

大手企業では、SDGs経営に基づいた「自社のストーリー」をWebサイトなどで発信して、企業ブランディングに取り組んでいる事例もあります。

このような企業ブランディングが成功すれば、ロイヤル顧客の育成も可能になり、低価格競争からの脱却や、LTV(顧客生涯価値)の最大化につなげられる可能性があるでしょう。

 

新たなビジネスチャンスを掴みやすくなる

業種によっては、SDGsと自社商材を掛け合わせた新たなビジネスチャンスを創出できます。具体的な商品例としては以下が挙げられます。

  • ラベルレスボトル
  • ペーパーリングノート
  • フェアトレード商品

 

プラスチックの消費量が減るラベルレスボトルや、すべてのパーツがリサイクル可能なペーパーリングノートは、環境に配慮したSDGs商品例です。

また、フェアトレード商品とは、公正価格での取り引きなどによって生産国の支援にもつながる商品で、コーヒーやチョコレートなどの商品に導入されています。

時流や消費者の動向に見合った商品を市場へ提供すれば、消費者の購買意欲を促進できるうえ、競合他社に対する優位性も確立しやすくなるでしょう。

 

SDGs経営の実現に向けたポイント

続いて、SDGs経営の実現に向けた3つのポイントを見ていきましょう。

 

「SDGコンパス」を用いる

SDGsの企業行動指針であるSDGコンパスを活用することで、SDGs経営の実現に近づけます。「SDGコンパス」では、以下に示す5つのステップで、SDGs経営の導入を図れることが特徴です。

 

【STEP1】SDGsを理解する
 SDGsの概要やSDGs経営における企業責任などについて、従業員の理解を深める。

【STEP2】優先課題を決定する
 17のゴール、169のターゲットがあるSDGsのうち、自社で優先的に対応すべき課題を決める。

【STEP3】目標を設定する
 目標範囲や達成に必要な期間、KPI(主要業績評価指標)などを設定する。

【STEP4】経営へ統合する
 目標達成に向けて、持続可能性を中核事業、各部署に統合させる。

【STEP5】報告とコミュニケーションを行なう
 目標に対する達成度などをステークホルダーへ定期的に報告する。

 

上記のような取り組みを実践することで、自社におけるSDGs経営を実現できるでしょう。

 

社内の協力体制を構築する

SDGs経営を実現するには、経営層はもとより新入社員も含めた社内全員の理解が不可欠です。そのため、役職や部門間の垣根を越えたコミュニケーションを図り、それぞれの理解を深めて、社内の協力体制を構築しておくことが重要です。

 

バックキャスティング思考を活用する

バックキャスティング思考とは、未来の「あるべき姿」を起点として解決策を見つける手法です。現在の経営がSDGsにまったく則していない状態である場合、いくら事業を継続してもSDGs経営を実現することは難しいでしょう。

バックキャスティング思考を用いることで、未来の目標とのギャップに基づいた自社の課題と可能性を洗い出し、具体的なアクションを決められるようになります。

 

N-Academyなら「SDGs@ビジネス検定講座」で基礎知識を身に付けられる!

SDGs@ビジネス検定講座

SDGs経営の実現に向けて、まずはSDGsの基礎知識を身に付けたいという方におすすめなのが、N-Academyの「SDGs@ビジネス検定講座」です。

ここからは、本講座の特徴や受験方法について紹介します。

 

企業のSDGs経営に必要な基礎知識を習得できる

「SDGs@ビジネス検定講座」では、「SDGs総論」「社会課題」など全7章のカリキュラムを通じ、SDGsについて体系的に学べます。その特徴は以下のとおりです。

  • SDGs経営に役立つSDGsの基礎知識を習得できる
  • SDGsのコンセプト・各目標の課題について広範に学習できる
  • すき間時間を有効活用しながらeラーニング形式で学べる
  • 受講後は学習システム上で検定試験を受けられる
  • 学習システム上でデジタル合格証を取得できる

 

全7章の講義動画は各章5分程度、全体でも30分程度で視聴できるようにまとめられており、スライド資料も充実しているので、SDGsについて初めて学ぶというビジネスパーソンや学生の方にも最適です。

また、基礎知識の習得後は、上位資格の「SDGs@ビジネス上級資格講座」や「SDGsコミュニケーター養成講座」など、より実践的な講座の受講もおすすめです。

例えば、「SDGs@ビジネス上級資格講座」は、SDGsとの関わりも深い「循環型経済」や「ウェルビーイング経済」に重点を置いた内容となっています。

一方、「SDGsコミュニケーター養成講座」は、先述のバックキャスティングやSDGコンパスについても学習できます。さらに、社内外でのSDGs研修を実施するスキルも身に付けることができます。

 

オンラインでいつでも受験可能!

講座受講後に受ける検定試験はオンライン形式で、6ヵ月の受講期間内であればいつでもどこでも受験可能です。

各章の「確認テスト」で、自身の理解度をチェックしながら学べるため、最速1日での合格証取得も目指せます。受験資格に制限はないので、社会人の方はもちろん、大学生など幅広い方が受験できることも魅力です。

 

まとめ

企業がSDGs経営に取り組むことで、市場競争力の強化や企業ブランディングなど、自社の成長にもつながるさまざまなメリットが期待できます。

ただし、SDGs経営の実現には、社内の協力体制が不可欠となるため、まずは自社でSDGsに精通した人材を育成することがポイントといえるでしょう。

N-Academyの「SDGs@ビジネス検定講座」では、全7章のカリキュラムを通じて、企業経営にも重要なSDGsについて体系的に学習できます。基礎知識の習得後は、「SDGs@ビジネス上級資格講座」「SDGsコミュニケーター養成講座」などの上位資格へステップアップすることで、さらに踏み込んだ内容を学べます。

SDGs経営の実現を目指しているビジネスパーソンや、SDGsの知識証明に役立てたい就活生の方は、ぜひ本講座を受講してみてはいかがでしょうか。

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    編集者情報

    株式会社デジタル・ナレッジ
    教育流通事業部 事業部長 中田 康宏
    何かを学ぼうとして買った教材が、「なんか求めてたものと違った」なんてことありませんでしたか? これは、長きに渡りeラーニング市場で消費者を悩ませている解決すべき課題です。私たちは、これらの学びのミスマッチを少しでも減らすために、「学びのprestudy(予習)」となる情報を集めています。
    何かを学ぼうという意欲がある人は、その学びで得たものによって多くの人の役に立とうとする尊い人たちです。私たちは、そんな学ぶ意欲を持つ尊い人達のために少しでもお役に立てればと思い、学びの予習となる記事を本メディアにて公開しています。