家に帰るとイライラ、「時間がない」をなんとかしたい! 整理収納術で日頃の悩みを解決
疲れて帰ってきても、料理、掃除、洗濯など、やらなければいけない家事がいつも山積みで疲れていませんか。家族から毎日のように探しものを頼まれ、「なんで覚えてくれないの?」とイライラしてしまう。子育て中の親御さんの中には、片付けのできる子になってほしいと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
その悩み、整理収納の考え方を取り入れ、片づけを習慣化すれば、解決するかもしれません。
整理収納や片づけの視点から、悩みの原因と解決策を詳しく見ていきましょう。
・いつも時間がないと感じる人
・家でイライラ、落ち着かないと感じる人
・子どもの片づけで悩んでいる子育て中の方
毎日バタバタ「時間がない」のはどうして?
家事リストを整理してみよう
一日の時間は、誰もが平等に24時間あります。それにも関わらず「時間が足りない!」と感じるのは、家事などやるべきことが多いのに対し、趣味などやりたいことに時間を使えていないから。「今日も家事を全て終わらせることができなかった」とすら感じることもあるかもしれません。
家事時間を短縮できる便利な家電も存在しますが、家電を取り入れるだけで解決できるものばかりではありません。まずはどの家事にどのくらいの時間費やしているのか、そしてルーティンでやっていることが本当にやるべきことなのか、立ち止まって整理してみましょう。
家事で頻繁に使うものの場所を決めよう!
時間がないと感じる理由の一つに、探しものをしている時間、必要なものを取りにいく時間が長いことが挙げられます。みなさんも思い出してみると心当たりがある方もいらっしゃると思います。
一つひとつは数秒しかかかっていなかったとしても、積み重なると随分時間を使っていることに気づかされます。調味料、掃除道具、洗濯用品、日常的に使うものの定位置は決まっていますか。使う場所、取り出しやすい場所にあるでしょうか。モノがパンパンで取り出しにくいようであれば、ものを減らすことも大切です。
日常的に使うものもチェック!
家事に関わるものが終わったら、そのほかの日常的に使うもの全てについてチェックしてみてください。鍵、スマホ、手帳、カバンなど、その時の気分で何気なく置いてはいないでしょうか。毎日使うものだからこそ、玄関からリビング、もしくはダイニングに向かうまでの動線がスムーズになるよう、定位置を決めておきましょう。
家事で頻繁に使うものや自分の持ちものから位置を決め直し、次に家族の持ちものについても、相談しながら置き場所を決めていきます。
家に帰ると落ち着かないのは、モノが片づいていないから
モノを片づけて、視覚情報を減らそう
家にいるとなんとなく落ち着かない、すぐに外出したくなってしまうと感じる方もいるのではないでしょうか。その原因は、家の中で視覚に入るモノの量が多いからかもしれません。
人間は、あらゆる刺激から感覚を通して情報を得て、脳へと伝達しています。そのうち、一般に視覚からの情報が8割と言われているのです。
部屋の中がモノで溢れていると、それだけ視覚情報も多くなりますよね。脳がたくさん情報を受け取れば、情報を整理するためにたくさんエネルギーを使うことに。
また、モノが多いと目に留まったものが気になり、作業が中断してしまうことも起こりやすくなります。
収納ルールを決めて、毎日の片づけを楽チンに
片づけが大事だと分かってはいるけれど、なかなかできないという方もいるでしょう。理由として、片づけるのにエネルギーがいると感じるからではないでしょうか。
エネルギーがかかってしまうのは、収納ルールが決まっていないからかもしれません。
自分にあった収納ルールを決めることは大変ではありますが、決まっていない場合には、片づけをするたびに一から考えなければいけません。
収納ルールは、家族にも共有する
片づける場所が決まっていても、実は自分だけが知っていて、家族に「どこにあるの?」と聞かれることはありませんか。片づける場所を変更したら、必ず家族に共有することを忘れずに。家族にも分かりやすい、取りやすい場所に、よく使うモノを仕舞うと決めれば、片づけも楽になるだけでなく、お互いに毎日気持ちよく過ごせる時間が増えますよ。
子どもに「片づけなさい!」と怒ってしまうのをなんとかしたい!
子どもが片づけられないのは、子どもやしつけのせいではない
おもちゃを散らかしっぱなし、お絵描きや工作をしたら作りっぱなし。あまりガミガミ言うのもよくないと思いながらも、ついつい「片づけなさい!」と怒ってしまい、自己嫌悪になることはありませんか。「どうしたらうちの子も片づけられるようになるのだろう」「このまま片づけられない子になったらどうしよう」と焦っている親御さんもいらっしゃるかもしれません。
子どもが片づけることができない原因は、子どものせいや親のしつけの仕方が悪いのではなく、子どもに合った収納のルールが整っていないからかもしれません。
子どもが片づけられるように、収納ルールをつくる
どこに片づけるか、どのように片づけるかなど、子どもに伝わっていますか。どうやって片づけるのかまで、子どもに決めさせようとしていないでしょうか。
大人でも大変な収納のルール作り、子どもにとってはとても難しいものなのです。まずは、大人がこどもに合わせて、ルールを作ってあげることが大切です。
そのためには、子どもがどこで何を使うかを把握しておく必要があります。使う場所にあって、すぐにしまいやすい収納であれば、子どもも片づけやすくなりますよね。
子どもの背丈に合った収納場所かどうかも確認しましょう。
ルールを作ったら、親子で試してみよう!
収納ルールが出来上がったら、まずは子どもに試してもらうことも大切。
まとめ
「時間がない」「イライラする」「落ち着かない」「子どもの散らかし」などの家庭での悩みは、それぞれの家族に合った収納のルールづくりと日々の片づけで改善します。
具体的には、今あるものの中から不要なものを取り除き、必要なものをしまいやすいようにものの定位置を決めること。つまり、整理収納をしていけばよいのです。整理収納ができれば、日々の片づけもスムーズに。
最近では、小学校の家庭科授業でも取り上げられるようになりました。整理収納を身につけることは、自分の人生を見直すことにもなるくらい重要なこととも言われます。
時間がないと後回しにしないで、整理収納に一度腰を据えて取り組んでみませんか。
この記事を書いた人
北野きほこ
ライター
子育て真っ最中のWebライターです。今までの転
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編集者情報
株式会社デジタル・ナレッジ 教育流通事業部 事業部長 中田 康宏 | |
何かを学ぼうとして買った教材が、「なんか求めてたものと違った」なんてことありませんでしたか? これは、長きに渡りeラーニング市場で消費者を悩ませている解決すべき課題です。私たちは、これらの学びのミスマッチを少しでも減らすために、「学びのprestudy(予習)」となる情報を集めています。 何かを学ぼうという意欲がある人は、その学びで得たものによって多くの人の役に立とうとする尊い人たちです。私たちは、そんな学ぶ意欲を持つ尊い人達のために少しでもお役に立てればと思い、学びの予習となる記事を本メディアにて公開しています。 |