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適当につくってない?プロフィールはSNSの肝!

【連載第4回|はじめてのデジタルマーケティング超入門】

公開日:2023年08月17日 タグ:, ,

SNSアカウントを取得し、投稿を継続しているみなさん。「ネタも準備しているし、これで完璧!」なのになかなかフォロワーが増えない……それはもしかしたら「プロフィール部分」が物足りないせいかもしれません。

「プロフィール部分は空白のままで何も入れていない」

あるいは、

「会社名と一言だけしか入れていない」

そんなことになっていませんか?

じつはプロフィール部分は投稿内容と同じくらい大事な部分。ではなぜSNSにおいてプロフィールが重要なのか?また、ご自身のアカウントに良い影響をもたらすプロフィールはどんなものなのか?1つずつ解説していきたいと思います。

 

この記事を書いた人

株式会社吉和の森
代表取締役 森 和吉(もり・かずよし)
https://yoshikazunomori.com/

ウェブ解析士マスター、チーフSNSマネージャー

日本トレンドリサーチ調査によるデジタル・マーケティング会社サービス満足度、料金満足度、サポート満足度においてNo.1を受賞(2022年1月)。

「キャリア公式サイト」「広告サイト」など、アライアンスを中心とした50以上の月額公式サイト、100万人以上が利用するサイト、100以上のコンテンツの立ち上げ、集客化に成功。1日の売り上げが1億以上のソーシャルゲーム、カジュアルゲームの制作に携わるなど、さまざまな業態・業種にデジタル・マーケティングを取り入れ、企業に追い風を起こし続けている。

 

この記事を届けたい人

・フォロワー獲得にお悩みの企業SNS担当者
・個人で運用しているSNSのフォロワーを増やしたい方
・商品やサービスを広く広めたい方
・SNSのプロフィールをどう書けばよいかわからない方
・フォロワー数を伸ばしていきたい方

なぜSNSでプロフィールが重要なのか?

みなさんも、気になる投稿を見つけて「どんな人なんだろう?」とプロフィールページを見に行った経験はありませんか?

しかもプロフィールページから「この人、面白い仕事をしているな」と興味を持ったり、過去の投稿をのぞきにいって「自分が気になっている分野のネタをつぶやいている!」と気づいたりして、その人をフォローしたことがある方も少なくないでしょう。

まさにSNSでは、

気になる投稿を発見

投稿からプロフィール画面をクリック

興味を持ったら過去の投稿を見てフォローする

 

という一連の動きを多くの方がしています。

しばしば「SNSは投稿が命!」と思われがちですが、実は重要ポイントとなるのが、ご自身のプロフィールなのです。
つまり、プロフィールで「あ、やっぱり興味ないわ」「何だか得体の知れない人だな……」などネガティブな印象を持たれてしまうと、どんなに面白い投稿をしていてもフォローしてくれない恐れさえあるのです。

 

フォローしたくなるプロフィールとは?

では、ここでちょっと想像してみてください。

みなさんは、投稿を見て気になった2つのアカウントのプロフィール画面を開きました。どちらのアカウントに興味をそそられますか?

  • 写真がなく自己紹介には「よろしくお願いします」の一言だけ書かれている
  • 顔写真があり、仕事や趣味、どんなことをつぶやいているかなどくわしく書かれている


もちろん後者ですよね。

前者は、まずどんな人かよくわからないですし、人によっては「もしかしたら怪しい人かも」と不審に思ってスルーされることも考えられます。またフォローしたらどんな情報が得られるのか検討もつかないので、即フォローには至らないでしょう。

対して後者は、写真があるので何となくその人の人となりをイメージしやすいですし、仕事や趣味から共通項を見つけてもらえるかもしれません。「私に似た環境にいる人だから気になるな」「私の欲しい情報をつぶやいてくれるかも」と思われたら、即フォローもありえます。

2つの違いは、何と言っても情報量の多さ。

プロフィールを訪れる人には「この人をフォローしたら、自分にどんなメリットがあるだろう?」という心理が働いています。フォロワーを増やすには、そうしたプロフィール訪問者の疑問を解決できる情報をプロフィール欄に盛り込めばよいのです。

プロフィールを充実させる6つのポイント

「情報量の多さが大事なら、いろいろ情報を盛り込もう!」そう思って書き込んだら文字数オーバーになってしまった……。そうなんです。SNSのプロフィール欄は、入力できる文字数が決まっているケースが多いもの。

例えばX(旧Twitter)なら160文字、Instagramなら150文字という文字数制限があるのです。

では、効果的にアピールするにはどうすればよいのでしょうか。じつは、プロフィールは文字情報だけではなく、アイコンやヘッダー画像(背景)、WebサイトのURL、位置情報などを含めると、さまざまな情報を掲載することができます。

ここではX(旧Twitter)を例にして、プロフィールを充実させる6つのポイントをご紹介しましょう。

 

ヘッダー画像には写真を

プロフィール画面の上部には、ヘッダー画像を入れることができます。ここにはぜひ、ご自身や企業、商品・サービスなどのイメージにマッチした写真を使いましょう。人間は、人の顔が並んでいると安心する傾向があります。可能であれば、ご自身の写真や社内チームの写真などを載せられるとよりよいですね。

 

アイコンは自分の顔、もしくは企業ロゴを

アイコンはアカウントを象徴する画像であり、すべての投稿、リプライに表示されます。ご自身や企業に関係のない画像は使わないようにしましょう。ご自身の顔写真か、企業アカウントであれば企業のロゴを設定するのもOKです。

 

ハッシュタグを設定

「#デジタルマーケティング」のように、ハッシュタグプロフィールに含めることで、誰かがそのキーワードを検索した際、検索結果に自分のプロフィールが表示される可能性があります。そのため、自分や企業の発信に興味を持ちそうな人たちとつながりやすくななるメリットがあります。

 

Webサイト、ブログなどのリンク先を掲載

企業のホームページやECサイト、ブログ、他のSNSのリンクなど、ご自身や企業に関わるWebサイトのリンク先はぜひ掲載しましょう。将来的にフォロワーを顧客へとステップアップさせるためにも、とても重要な情報です。

 

フォローするメリットは具体的に

例えば、当社なら「デジタルマーケティングをわかりやすく解説します」といった感じです。ほかにも「ダイエット情報を教えます」「私が実際に使ってよかった美容商品を紹介します」など、より具体的に書いた方が、見た人はフォローして起こるであろうポジティブな出来事をイメージしやすくなります。

 

アカウント名も熟考を

ただ単に本名や適当なハンドルネームを使うのは、今すぐやめましょう。なぜならアカウント名は投稿ごとに毎回表示されるため、絶好のアプローチツールとして活用できるからです。例えば当社の「株式会社吉和の森【公式】web集客をお手伝いしております」のように、「企業公式であること」や「何をしている会社か」などを入れるのが効果的です。

 

そのほか、X(旧Twitter)には現在地情報という欄がありますね。ここには、もちろん事務所や会社の住所を入れてもいいですし、フリーワードが入力できるのでちょっとしたPRを入れるのもありです。ぜひ工夫を凝らしてみてください。

また、今お知らせしたいことがあれば、「固定」を活用しましょう。

ここでいう「固定」とは、プロフィールの下に常に表示される表示のこと。ここはプロフィールを見に来てくれた方が、必ず見る場所なので、さまざまなアプローチが可能です。タイミングを見ながら、定期的に固定を変えていくのも一案でしょう。X(旧Twitter)では1つしか固定できませんが、Instagramでは、3つの投稿まで固定することができます。

 

まとめ

SNSのプロフィールの大切さ、わかっていただけましたでしょうか?

「よろしくお願いします」と一言だけで終わっているようなシンプルなプロフィールでは、非常にもったいないです。

文字数を最大限に使うだけではなく、今回ご紹介した

  • ヘッダー画像
  • アイコン
  • ハッシュタグ
  • リンク先
  • フォローするメリット
  • アカウント名

 

この6つのポイントもぜひ工夫してみてください。

プロフィール文は、検索エンジンの結果にも表示されるため、検索対策にもつながります。もっとたくさんの人にご自身や会社を知ってもらい、フォロワーになってもらい、将来的には顧客にもなってもらうために。プロフィールを最大限有効活用していきましょう!

 

もっと学びたい方へ|関連書籍

デジタル・マーケティング超入門著者:森 和吉
出版社:ぱる出版
発売日:2022年12月22日
価格:¥1,650(税込)
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編集者情報

株式会社デジタル・ナレッジ
教育流通事業部 事業部長 中田 康宏
何かを学ぼうとして買った教材が、「なんか求めてたものと違った」なんてことありませんでしたか? これは、長きに渡りeラーニング市場で消費者を悩ませている解決すべき課題です。私たちは、これらの学びのミスマッチを少しでも減らすために、「学びのprestudy(予習)」となる情報を集めています。
何かを学ぼうという意欲がある人は、その学びで得たものによって多くの人の役に立とうとする尊い人たちです。私たちは、そんな学ぶ意欲を持つ尊い人達のために少しでもお役に立てればと思い、学びの予習となる記事を本メディアにて公開しています。