英会話ができるようになるための3つのシンプル行動【海外旅行・インバウンド対応】

みなさんは街で外国人に声をかけられたり、道に迷っている外国人の姿を見かけたりして「全然言いたいことが言えなかった」「もっと英語が話せたら助けられるのに」と悔しい思いをしたことはありますか?
昨今の日本では、街を歩いているとたくさんの外国人とすれ違うようになり、観光客が増えたと感じることが多くなりました。
2025年3月、観光やビジネスを目的として日本を訪れた人数は過去最高を記録しています。
日本国内で長期にわたり生活を送る外国人の数も過去最多を記録しており、今後もインバウンドは増えてくると予想されています。
・海外旅行は好きなのに、なかなか英語が上手く話せるようにならない人
・外国人と直接コミュニケーションをとって自分の視野を広げたい人
・インバウンドに備えて自分の英語力を上げたいと思っている人
インバウンドと英語の必要性
ここ数年でよく耳にするようになった「インバウンド」。
インバウンドとは、英語の”inbound”、つまり「外から中へ入ってくる」という意味で、一般的に外国人観光客が日本を訪れることを指します。
インバウンドの増加に伴い、日本は過去に見ないほど、観光・食・アニメなどさまざまな業界に新しいビジネスチャンスが巡ってきています。
その際に必要なのは、共通の言語で、お互いの意見を交換したりそれぞれの文化を共有したりすること。
インバウンド客は世界各国から訪れるため、使用される言語は多種多様ですが、そのなかでも英語は国際語として認知されています。
ビジネスの場面だけではなく、旅先や観光地でも英語が話せると、世界が広がりますね。
今回は、英語を話したいけどなかなか上達しない、そんな方が英語が話せるようになる近道を、3つのポイントと共にお話しします。
とにかく話す!アウトプットしよう
日本の英語学習は、現在は小学校から本格的に始まり、アルファベットの正しい書き方・文法やスペルの勉強に進んでいきます。
実際に外国人と会話を交わすというような授業は、多くはない印象です。
授業を受けたり単語を覚えたりすることは、インプットになります。
しかし、知識は、学んだことをいかに活用するかによって、脳に定着するもの。
アウトプット、つまり声に出して実際に会話をすることが大切です。
まずは文法は気にせずに、単語を2〜3語つなげて、コミュニケーションをとってみましょう。
中学校で習うような、基本的な英単語と文法を使うだけなので、難しくはないですよ。
複雑な文法や単語を使わない、シンプルな構造なため、相手にも誤解を招くことなくストレートに伝わります。
もちろんアウトプットだけでは正しい英語は身につきません。
インプットとアウトプットのバランスを上手く取りながら英語を習得していきましょう。
失敗して成長しよう
日本人はなぜか「間違ってはいけない」「失敗は恥ずかしいこと」と考える人が多いです。
恥をかきたくないから、間違えないように慎重に行動してしまう。
それ故に英語を話すことをためらってしまう人が多くいます。
日本では、中学校・高校で正しい英文法や発音・スペルと、たくさんの英単語を覚える授業を受けています。
「英文法や単語はわかるけど会話となると苦手」という人が多い理由は、そこにあると思います。
また「日本人は失敗を恐れている」と感じている外国人も少なくないようです。
その状況を打破するためには「もっと話す機会を作るべき」と言う人もいます。
日本人は英語の発音がうまくできない人が多いと思われがちですが「日本語英語」は恥じる必要はないのです。
ヨーロッパに行けば、フランス・ドイツ・イタリアなど、各国の人が、それぞれの発音で英語を使って会話をしています。
正直なところ、文法なんて間違いだらけです。
そして、ほとんどのケースでは問題ありません。
日本人へのアドバイスとしては、日本語と英語は口の動かし方が違うため、英語を話すときはなるべく口を大袈裟に開けて話すことをお勧めします。
それだけで上手く発音できるようになります。
外国では、文法よりも会話やコミュニケーションを重視しています。
失敗を恐れず、どんどん進みましょう!
間違いを経験した分、自分の知識として蓄積されて成長できます。
ハンドサインを駆使しよう
ハンドサインとは、手の動きで自分の意志や気持ちを伝える、世界中で日常的に使用されているジェスチャーのことです。
欲しいものを指差しする・数字を指で伝える・手で表現するなどです。
表情・アイコンタクトもポイントです。
リアクションは、オーバーすぎるかな?と思うほどが、ちょうどよいです。
はじめは恥ずかしくて抵抗があるかもしれませんが、上記でもお伝えしたとおり、恥ずかしがる必要はありません。
世界では当たり前の行動なので、目立ったりもしないので安心してくださいね。
例えば、
- パン屋さんで欲しいパンを指差して”This, please. .”と言って買い物をする。
- レストラン利用の際”Hi.”と笑顔で言いながら指で2と表現して2人ということを伝える。
- ワンサイズ大きい服が欲しいとき、”Do you have? Big?”と言いながら両手を広げて表現・質問する。
使いすぎると不快に感じることもあるので、あくまで話の内容の理解を促すためのコミュニケーションのツールとして使うことをおすすめします。
まとめ
すぐに実践できそうなシンプルな行動をご紹介しました。
これらのポイントを抑えれば、自然と英語を話す力が身につき、より英語を話すことができるようになるでしょう。
大切なのは、英語を話せるかどうかではなく、英語でのコミュニケーションを取ろうとする姿勢です。
「自分にはできない」「英語は難しい」と諦めずに、ぜひ行動してみてください。
そして、「自分の英語で外国人とコミュニケーションがとれた」という成功体験が、自信につながっていくはずです。
この記事を書いた人
鈴木 菜々子
Webライター
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編集者情報
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株式会社デジタル・ナレッジ サービス推進事業部 事業部長 野原 成幸 |
わからないことはインターネットで検索していた時代から、AIに質問することでさらにスピーディーに解決できる時代になりました。多くの場合、解決して終わりだと思いますが、「これについてもっと知りたいな」「学んでみたいな」ということも少なからずあるのではないでしょうか。 Pre.STUDYでは、何かを学びたいと思って検索する人にとっての学びの予習(prestudy)になり、明日誰かに話したくなる情報を発信しています。それと同時に、なんとなく湧いた疑問を検索した先で、ふと芽生えた知的好奇心をくすぐり、学びのきっかけになるメディアを目指しています。 |