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これでカタカナ英語とおさらば!英語の発音がみるみる上達する「フォニックスの7つのルール」<前編>

公開日:2022年08月25日 タグ:,

「カタカナ英語から抜け出したい!」

「英語の発音をよくしたい!」

「しっかり発音しているつもりなのに伝わらない!」

という方は多いと思います。

金子さん
金子さん
私自身、10代のころに行ったアメリカのコンビニで、電池を買いたかったのにbatteryが正しく発音できなくてそれはそれは苦労しました。bとaの音が正しく出せていたら違ったのですが……。
今でもお店の人の困った顔を思い出しては恥ずかしくなる思い出です。
今では英語ペラペラの金子さんにもそんなときがあったとは!
きっと誰でも一度は似たような体験をしているのかもしれないですね。

 

じつは英語が通じないと感じている人にはある共通点があります。

それは「音の出し方が正しくない」ということです。

 

音の出し方が正しくない=口の開け方、舌の位置、息の使い方を正しく使っていない

ということです。

 

そんな方に最適なのがフォニックス

フォニックスを学習するとつづりの規則性が学べるだけでなく、正しい音の出し方が身に付きます。

 

そこでこの記事では知っておくべきフォニックスのルールをご紹介します。

 

この記事を読めば、

  • 発音が飛躍的に良くなります。
  • 初めて見る単語も読めるようになります。
  • 英語が聞き取れるようになります。

 

そして何より、英語が伝わるようになりますよ!
※この記事には便宜上カタカナや発音記号で表記している部分があります。

≫フォニックスって何?という方はこちら 「フォニックスとは?学ぶメリットとおすすめ勉強法」

この記事を届けたい人

英語の発音に自信がない人
英語にカタカナをふったりローマ字読みしてきた方
発音記号をたよりに英語の単語を読んでいる方
海外で英語の発音が通じなかった経験を持つ方

この記事の取材対象

株式会社mpi松香フォニックス
広報 金子由美さま
https://www.mpi-j.co.jp/

まずはフォニックスの基礎「Short Vowel」を押さえよう

Vowelは母音という意味です。

最初に学ぶと良い5つの母音を「Short Vowels(短母音)」といいます。

アルファベットの母音といえば、a, e, i, o, uですね。

日本語のひらがなは1文字1音の表音文字なので、とてもシンプルですが、英語ではたとえば「a」という文字には7通りもの発音があると言われています。aの七変化ですね。

hat, cake, august, orange, about, car, careの単語に出てくる a の音はすべて違います

だから英語はむずかしいんだ、という声が聞こえてきそうですが、

日本語だって、こと漢字になるとその複雑さは皆さんご存じの通り。

小学1年生で習う「」という漢字は「やま」と読みますが、
富士山と書くと「やま」ではなく「さん」と読みます。
羊蹄山なら「さん」ではなく、「ざん」と読みますよね。

同じ字なのに音が違う。英語の読み書きのむずかしさもこれと同じことです。

ところで、小学1年生は「山」は「やま」と読む、とだけ学びます。
身近なものから順番に学んで、読み方を徐々に増やしていきますよね。

 

英語も同じです。aの7つの音をいっぺんに覚える必要はありません。
そこで、最初にマスターすべきなのがShort Vowelsという5つの母音になります。

日本語の「あいうえお」と同じ音……では残念ながらありませんが、この5つの音を正確にだせるようになると英語はぐっとかっこよくなります。

a この音は結構難しいです。口を横に大~きく開いて、あごを下げながら「ア」と言ってみてください。日本語の「あ」とは全く違う音です。
e この音は難しくありません。少し口を横に開いて、指2本ぐらいあごを下げて「エ」と言ってみて下さい。
i この音は日本語の「イ」と似て非なるものです。eと同じように口を横に開きます。今度は指一本ぐらいあごを下げて、口の周りの筋肉をリラックスさせて言います。「イ」と「エ」の中間音です。
o この音を出すときにはお医者さんにのどを見てもらう時ぐらい口を大きく縦に開けます。「アー」と声を出してみてください。指が3本入るぐらい大きく口を縦に開けるのがコツです。
u 口のやや奥の方から軽く(ここが肝です)、「ア」と言ってみてください。「あっ!」と驚いたときに出す音に似ています。

 

▼動画で発音をチェックしてみましょう!

この5つの音がしっかり出せるようになると、mapを頼んだのにmopが出てきた、といった珍事がなくなるはず!

 

次は単語です。短母音の音の出し方に注意しながら練習してみましょう。

bag-cap-jam-hat-mat
bed-red-hen-pen-ten
big-pig-pin-hit-six
box-hop-hot-fox-top
bos-cop-cot-ron-son

 

▼動画を見ながら一緒にやってみましょう!

 

それでは、いよいよここからフォクニックスの代表的なルールをご紹介していきます!

知っておくべきフォニックスルール1 「サイレントe」

最後の“e”は読まない。最後の“e”は母音に魔法をかけて音を変化させる。

この5つの単語の共通点は何でしょう?

cake
Pete(男の子の名前)
bike
rose
cute

 

そうですね。単語の最後にeがあります。
e2つ前の文字は母音ですね。
つまり、母音+子音+eの形になっています。

こんな組み合わせの場合のルールをサイレント eとかMagic eなどと呼びます。

読み方は非常にシンプルです。

最後のeには音はありません。ですが、魔法が使えるので前にある母音に魔法をかけて音を変えてしまいます。短母音の音がアルファベットの名前読みに変身するんです。

cakeを注意深く読んでみてください。

 

残りの単語も同様に読んでみてください。
母音が変化しているのに気づきましたか?
母音をアルファベット読みにすればよいので、発音しやすいルールと言えると思います。

ルールが分かったら、今度はこれに挑戦してみましょう。

 💡 a_e

cap – cape
mat – mate
pal – pale

同じ変化はe,i,o,uにも起こります。

eが前の母音に魔法をかけて、アルファベット読みにしますよ。

💡e_e

このルールは単音節の単語ではあまり単語がありませんが、以下の読みに挑戦してみてください。

pet-Pete(男の子の名前)

💡i_e

このルールはわかりやすいので子どもたちも大好きです。

Tim(男の子の名前)– time
win-wine
bit-bite

💡o_e

アルファベットのoは「オー」ではなくて、/ou/あるいは「オゥ」と口を小さくすぼめて発音。

hop-hope
not-note

💡u_e

このルールも音がすごく変化します。

cut-cute
cup-cube

 

最後の“e”は読まない。最後の“e”は母音に魔法をかけて音を変化させる。

1つめのルール「サイレントe」をご紹介しました。

 

知っておくべきフォニックスルール2 「2文字子音」

2つの子音がつながって1つの音になる

2つめのルールは、2つの子音が1つの音を表すというもので、Consonant digraphsと呼ばれます。Digraphsは2文字で1音を表すという意味です。

日本語では、たとえば「い」と「ぬ」を並べて読むと「いぬ」となりますよね。
日本語の場合、2文字で1音を表すことは基本的にはありませんが(*)、英語では2文字で1音を表すことがあります。*「ちゅ」(拗音)などの例外はあります。

英語は26文字しかないので、文字を組み合わせていろいろと違った音を表します。
ここが日本語と大きく違うところですね。

ではルールを見てみましょう。

💡ch この組み合わせで「」という音になります。

口の中央で短く、強く息だけで音を出します。
無声音なので、のどは震えません。

音の出し方に注意して言ってみましょう。

chick
lunch
punch

 

💡sh この組み合わせで「シュ」という音になります。

口を丸く突き出して、たっぷり息を出して音を出してみてださい。
無声音なのでのどは震えません。

音の出し方に注意して言ってみましょう。

ship
fish
brush

 

💡wh これはwと同じ音です。

くちびるを突き出しながら、唇に力を入れて一気に戻すつもりで音を出します。
胸に響かせながら言うと英語らしい音になります。

音の出し方に注意して言ってみましょう。

whale
whisky
white

 

💡ph これはfと同じ音です。

「お~なるほど、言われてみれば確かに」という方、多いと思います。
下の唇を上の歯で軽く押さえて、「」と息を出します。無声音です。

音の出し方に注意して言ってみましょう。

photo
telephone
elephant

 

💡th これはなかなか出しづらい音です。

同じ文字の組み合わせで無声音と有声音があります。
まずは無声音から。舌をほんの少し上下の歯の間に挟んでおいて、その隙間から音を出します。
音の出し方に注意して言ってみましょう。

thin
bath
math

 

💡th 口の形は同じで、今度はのどを震わせます。有声音です。

音の出し方に注意して言ってみましょう。

this
these
those

 

💡ck これはkと同じ音です。(cとqとも同じ音です)

口の奥で響かせて息だけで音を出します。
口の中で音が響いていることを感じてください。
この文字の組み合わせは単語の初めにくることはありません。

音の出し方に注意して言ってみましょう。

neck
ticket
rock

 

💡ng これはちょっと難しい音です。

口の奥から鼻に抜ける鼻音です。
/n/, /g/と2音にしてしまいがちですが1音なので気を付けてください。

音の出し方に注意して言ってみましょう。

ring
sing
king

知っておくべきフォニックスルール3  「2文字母音」

2つの母音がつながって1つの音になる

3つめのルールは、2つの母音が1つの音を表すルールVowel Digraphsと呼ばれます。
2文字子音の母音バージョンですね。

このルール、文字の組み合わせは違うのに、音が同じものがあったり、文字の組み合わせは同じなのに音が違ったりします。

混乱しそうですが、身の回りの単語を分析してみてください。
今まで不確かに発音されてきたものが、このルールを知ることで、もやが晴れる思いになると思います。

 

💡oo 1つは口の奥から長く強く、口をすぼめて「ウー」と発音します。

文字の組み合わせに注目して、音の出し方に注意して言ってみましょう。

moon
spoon
room

 

💡oo 2つ目は唇をほんの少しゆるめて、あごを少し下げて、軽く短く発音します。
つづりは同じですが、音が異なります。

文字の組み合わせに注目して、音の出し方に注意して言ってみましょう。

foot
cook
look

 

💡ou この2つで/aU/ と発音します。
最初の「ア」を強く長く出して、2つ目の「ウ」をそっと言います。

💡ow これはつづりは違いますが、ouと音は同じです。

文字の組み合わせに注目して、音の出し方に注意して言ってみましょう。

mouth
sound
house
town
cow
now

 

💡oi 最初の「オ」の音を強く、次の「イ」の音をそっと言います。

💡oy これはつづりが違いますが、oiと音は同じです。

文字の組み合わせに注意して注目して、音の出し方に注意して言ってみましょう。

coin
oil
voice
toy
enjoy
boy

 

💡au この2つで /ɔː/と発音します。
口を縦に開けて、あごを引いて口の奥から音を出します。
2音で発音してしまいがちですが1音です。

💡aw これもつづりが違いますがauと同じ発音です。

文字の組み合わせに注意して注目して、音の出し方に注意して言ってみましょう。

August
Australia
sauce
jaw
draw
straw

 

知っておくべきフォニックスルール4  「母音+R」

母音にrがついて混ざり合った音になる

arやorのように母音の後ろにrがつくと、これまでに学んできた音とはすこし違う音になります。
母音がrにかき消されるような感じと言ったらよいでしょうか。
うめきの母音と呼ばれたりしますが、日本語にはない音なので少々手ごわいです。

💡ar 口を縦に開けて1音でつなげて発音します。口を十分に大きく開けて発音してください。
うめくように言ってみましょう。

car
card
star

 

💡or 口を前に突き出すようにして、1音で発音します
うめくように言ってみましょう。

short
horse
report

 

💡ir ちょっと難しいですが、唇をアヒルの口のような形にして、力を入れて舌を奥に引き込めてください。
そうするとこの音が出せます。

ir=er=ur=or はつづりは違いますがみんな同じ音です。 例:service, nurse, word

うめくように言ってみましょう。

girl
shirt
birthday

 

💡air irの音の前に「エ」を付けて言ってみてください。
うめくように言ってみましょう。

chair
hair
fair

 

💡ear arの前に短母音のiの音を付けるイメージで発音してみてください。
うめくように言ってみましょう

ear
hear
near

 

💡wor これは混乱する音の一つです。
wがちょっといたずらをして後ろに来るorの音がirに変化します。
「ウォー」ではないのです。
ちなみにwarはwがarにいたずらをしてarの音がorに変化します。warmwormを区別して発音してみてください。

うめくように言ってみましょう。

world
word
work

 

また、このルールは2つのグループに分けることができます。
強く発音するグループ弱く発音するグループです。

強く発音するグループrのついた母音は母音の部分が単語の中央にあり強く発音します。

弱く発音するグループrのついた母音にアクセントがなく、弱く発音します。

parkpopularにはどちらにもarが含まれます。どちらが強く発音するグループでどちらが弱く発音するグループかわかりますか?

 

park は母音の部分が単語の中央にありますね。だから強く発音するグループに含まれます。

popularのarにはアクセントがないので弱く発音するグループです。

弱く、口がリラックスした状態で発音します。Schwa Sound (シュワサウンド)とかあいまい母音などと呼ばれます。

 

まとめ

いかがでしたか?
これまで先生の発音や音声教材をただ真似て発音していた人にとって、フォニックスのルールは目からうろこだったのではないでしょうか。

次回、「英語の発音がみるみる上達するフォニックスの7つのルール後編」では、ルール5~7をお届けします。お楽しみに!

 

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    編集者情報

    株式会社デジタル・ナレッジ
    教育流通事業部 事業部長 中田 康宏
    何かを学ぼうとして買った教材が、「なんか求めてたものと違った」なんてことありませんでしたか? これは、長きに渡りeラーニング市場で消費者を悩ませている解決すべき課題です。私たちは、これらの学びのミスマッチを少しでも減らすために、「学びのprestudy(予習)」となる情報を集めています。
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