エンディングノート選びのポイントは? 「大学ノート」と「専用ノート」の違いを解説!
「終活」という言葉はすっかり定着し、お子さんの手が離れたり、退職されたりなどのタイミングで考え始める方も多いのではないでしょうか?
「人生の後半をどのように過ごしていくか」を考えることで、今後の生活を見通せるため、安心感が得られますよね。
終活においては、「エンディングノート」「終活ノート」で自身の意思や情報を書き残せます。
「種類が豊富で迷ってしまう」「気に入ったノートが見つからない」「デザインを気に入ってもフィットする項目がない」という場合は大学ノートもオススメですよ。
自分に合った使いやすいノートを見つけて、将来に備える第一歩を踏み出しましょう。
・「人生の後半をどのように過ごしていくか」とお考えの、中高年世代の方
・エンディングノートの選び方で迷っている方
目次
ライフプランを見直すメリット
終活ノートを書き始める前に、まずはライフプランの見直しをしてみましょう。
これまでの人生を振り返り、今後の計画を立てることで、終活の助けになります。
下記が、ライフプランを見直すポイントです。
- 目標がはっきりするから、終活の準備がしやすくなる
- 資産やお金の管理を見直すことで、遺産整理が楽になる
- 健康状態を確認することで、必要な医療や介護の準備ができる
- 家族と話し合う機会が増えるから、終活について理解を深められて、協力も得やすくなる
<コラム>祖母の死で感じたこと
認知症の祖母が亡くなったあと、家族が葬儀のやり方で迷う場面がありました。
振り返ってみると、「元気なうちに考えを残しておいてもらえたら、判断に困らずに済んだのかな」と思います。
家族や大切な人に迷惑をかけないためにも、しっかりと準備しておきたいものです。
エンディングノートを利用するメリット
エンディングノートには、下記の特徴があります。
- 家族とのコミュニケーションを円滑にし、自身の希望を明確に伝える手段になる
- 自分が望むことを書き留めておくことで、亡くなった後の手続きをスムーズに進められる
エンディングノートは、自分自身だけでなく、いざという時に、家族にとっても大切な情報の宝庫となります。
資産や健康の管理について考えておくと、安心感が増しますよ。
エンディングノートの重要性
エンディングノートは、自分の思いや希望を整理し、家族に伝えるための大切なツールです。
自身の人生を振り返りつつ、これからの計画を立てていけるのがポイント。
大切な情報や想いを一元管理することで、家族に的確に伝えられますよ。
無用な誤解や手間が省けるので、万が一の際にも安心ですよね。
「エンディングノート」を書くことのメリット
- 自分の考えが整理され、何を大事にしたいのかがはっきりする
- 文字にすることで記憶に残りやすく、後で振り返ったときに、当時の気持ちを思い出しやすくなる
- 家族や友人に自分の思いを伝える手助けになるため、希望や意向を理解してもらいやすくなる
作成のポイント
自分の思いや希望を、正直に表現してみましょう。
最初は、書きやすい簡単な項目から始めて、徐々に詳細を加えていくと良いでしょう。
文章だけでなくイラストを描いたり、写真を貼ったりするのもオススメです。
選び方のポイント
ノート選びの選択肢は、「大学ノート」と「専用ノート」があります。
持ち運びやすいサイズや、自分が気に入ったデザインを選ぶと、楽しく書き進められるでしょう。
さらに、終活に必要な情報量を見越して、十分なページ数があるノートを選ぶのもポイントです。
大学ノートと専用ノートの違い
<大学ノート>
- 手軽にどこでも入手できる
- サイズも種類も豊富
- 情報量の多い項目を、スペースを気にせずに書ける
- 必要な項目のみ、選んで書ける
- 自由なスペースを使って書ける
残しておきたい項目を挙げてから書き始めると、スムーズに進められるでしょう。
自由にカスタマイズできるメリットがある一方で、「統一感に欠ける」と感じてしまうかもしれません。
その場合は、書き残したい項目に応じて、ページを分けてみましょう。
例えば、一部のページには、「自身の思いを書き留める」スペースを作る。
別のページには、「家族へのメッセージや伝えたいことを記載する」というように、分けて設定するのがオススメ。
仕分けをする際には、インデックスをつけることで、より整理された形で内容を把握できます。
また、ルーズリーフを使うのもオススメです。
書きやすい項目から始めて、後から重要な情報の順番に入れ替えられるので便利です。
<専用ノート>
- 終活に特化しているため、必要な項目が整理されており、利用しやすい
- 整理されたフォーマットを利用するため、必要な情報が一目で分かる
- 見出しや項目が分かりやすく設定されているため、ページをめくる際に必要な情報へアクセスしやすい
今は、文房具店の他、100円ショップでも終活に特化したノートが売られています。
リーズナブルに用意できるのが嬉しいところ。
上述した、「書き残しておきたい情報や希望の項目」が含まれているかをチェックして選ぶと良いでしょう。
まとめ
エンディングノートは、万が一の時のために今から準備できるアイテムです。
必要な情報を整理し、まわりの人と共有することで、安心して過ごすための手助けになります。
ぜひ、今回の記事を参考にして、自分にピッタリ合ったノートを選んでくださいね。
(テキスト:こばみ)
もっと学びたい方へ|割引クーポンプレゼント!
感想をお寄せくださった方全員に、自身の終活にも役立つN-Academy「エンディングコンサルタント初級認定講座」の10%割引クーポンプレゼント実施中。
クーポン対象講座
編集者情報
株式会社デジタル・ナレッジ 教育流通事業部 事業部長 中田 康宏 | |
何かを学ぼうとして買った教材が、「なんか求めてたものと違った」なんてことありませんでしたか? これは、長きに渡りeラーニング市場で消費者を悩ませている解決すべき課題です。私たちは、これらの学びのミスマッチを少しでも減らすために、「学びのprestudy(予習)」となる情報を集めています。 何かを学ぼうという意欲がある人は、その学びで得たものによって多くの人の役に立とうとする尊い人たちです。私たちは、そんな学ぶ意欲を持つ尊い人達のために少しでもお役に立てればと思い、学びの予習となる記事を本メディアにて公開しています。 |