講師の紹介

講師プロフィール

徳永友一(とくなが・ゆういち)

脚本家。1976年生。株式会社インテリジェンスの社員としてサラリーマンを7年間経験。社内のコミュニケーションを活性化させるための、ナレッジマネジメントに従事。
2002年 オリジナル作品「同棲倶楽部」が第14回フジテレビヤングシナリオ大賞最終選考対象作品に選出される。2005年 「電車男」(フジテレビ)脚本執筆(6話)にて地上波デビュー。その後、ゴールデンタイム枠を含みドラマの脚本を多数手がけ、最近では映画やコミックにも活動の幅を広げている。

2010年には「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」(フジテレビ)、2011年には「BOSS (2ndシーズン)」(フジテレビ)2012年には「ステップファザー・ステップ」(TBS)など、注目のドラマを執筆。
2009年シナリオスクール(東京神田小川町)を開校し(*)後進指導を開始(*現在はN-Academyのみで開講)

話題作の脚本を手がける今最も注目の脚本家 徳永友一の脚本担当作品

タイトル 放送系列局 放映時期 主な出演者
ステップファザー・ステップ TBS 2012年1月~ 上川隆也/小西真奈美
ここが噂のエル・パラシオ テレビ東京 2011年10月~ 武田航平/佐藤江梨子
BOSS (2ndシーズン) フジテレビ 2011年4月~ 天海祐希/戸田恵梨香
LADY
〜最後の犯罪プロファイル〜
TBS 2011年1月~ 北川景子
検事・鬼島平八郎 テレビ朝日 2010年10月~ 濵田雅功
チーム・バチスタ2
ジェネラル・ルージュの凱旋
フジテレビ 2010年4月~ 伊藤淳史/仲村トオル
卒うた フジテレビ 2010/3/1 志田未来/国仲涼子/
北乃きい/長澤まさみ
ホームレス中学生2 フジテレビ 2009/4/1 田中圭
セレブと貧乏太郎 フジテレビ 2008年10月~ 上戸彩/上地雄輔
打撃天使ルリ テレビ朝日 2008年7月~ 菊川玲
ホームレス中学生 フジテレビ 2008/7/1 黒木辰哉
サンシャイン デイズ 劇場版 映画 2008年5月~ 西原亜希
サンシャイン デイズ テレビ神奈川 2007年8月~ 西原亜希
きらきら研修医 TBS 2007年1月~ 小西真奈美
電車男 フジテレビ 2005年7月~ 伊藤淳史/伊東美咲

開講の経緯 ~徳永先生からのメッセージ~ 

時代をつくり上げるヒットメーカー、 それが "脚本家"。今こそ、新しい感覚のシナリオライターが求められています。

あなたは普段見るドラマを選ぶとき、何を基準にしていますか?

「好きな俳優が出ているから」「月9は欠かさず見ているから」「原作が好きだから」、いろいろな理由があるでしょう。最近では、「ドラマは脚本でえらぶ」そんなツウな人も増えているようです。
かつて連ドラが「脚本家の時代」と呼ばれたことが2度ありました。1度目は1980年前後、2度目は90年代前半です。当時のドラマは軒並み高視聴率をたたき出した名作ぞろい。皆さんの中にもお気に入りのドラマが1つ2つあるのではないでしょうか?

そして現在、ドラマにいまひとつ元気がない中、再び脚本家の活躍に注目が集まっています。ご存知のとおり、脚本の良し悪しがそのドラマのヒットを左右するのはもちろん、大きな社会現象を巻き起こすことも少なくありません。ドラマがきっかけでカリスマ美容師がブームとなったり、派遣という働き方に注目が集まったり。そんなふうにあらゆるカルチャー・ブームの仕掛け人になれるのが脚本家という存在。脚本家は時代をつくり上げるヒットメーカーなのです。
現在、民放キー局での年間のドラマ数は限られています。たとえば、19~23時の連続ドラマは60枠しかありません。優秀な脚本家を育てることは、一方で自分のライバルを作るようなものです。正直、まわりの友人の中にはそんな僕の行動に首をかしげる人も少なくありません。

それでも、敢えて僕がこのシナリオ講座を立ち上げようと思ったのはなぜか。それには理由があります。

今後、日本のテレビドラマは必ず変革します。1クール完結という方式は終わりを告げ、海外ドラマのように視聴率のいいドラマがずっと続く仕組みになるでしょう。それはつまり、ひとつの作品に何人ものシナリオライターがつくことに他なりません。優秀なライターがひとりでドラマの脚本を担当する時代は終わると私は考えています。ライターもチームを作り、チームで仕事をする時代が今後必ずやって来る。そんな新しい時代の人材育成が今、必要なのです。

脚本家とビジネスマンの意外な共通点

tokunaga1.jpg脚本家というと、脚本を書くだけが仕事だと思っていませんか? 実はその前に、「ドラマの企画やプロットをつくる」という大きな仕事があります。テレビ局のプロデューサーからの最初の依頼は、「なにか面白い企画ない?」といった漠然としたものがほとんど。

それに対して、即座によい企画を打ち返す必要があります。また、脚本の打ち合わせでは、あらゆる意見をまとめ、調整し、よりより脚本に仕上げていくためのコミュニケーション力や柔軟性が問われます。言われたとおりに脚本をあげるだけでは到底脚本家デビューには及ばないでしょう。

そういう意味では、基本的な仕事の進め方はビジネスマンとまったく同じです。調整能力、プレゼン力、上司から仕事を振られたときの機動力や対応能力・・・もしかしたら、今組織の中で働いている人こそ、シナリオライターの素養があるのかも知れません。そういう僕も、かつては大学卒業後、ごく普通に就職し、ごく普通にサラリーマンをしていた時期がありました。本格的に脚本家を目指したのは20代後半のことでしたから、ずいぶん遅いスタートだったのです。僕もそうでしたから、今これを読んでいるあなたも大丈夫。きっとできるはずです。何もわからなくても、ただ「ドラマが大好き」「絶対にシナリオライターになりたい」、「今の仕事に脚本力を活かしたい!」。そんな方に、僕の知っているすべてを、お伝えしていきます。

“シナリオライター的視点”があなたの人生を面白くする

脚本家になるためのトレーニングは、実は日常生活に大きな潤いを与えてくれます。
企画のネタを探すためには、日々「なにか面白いことはないか」とアンテナを張り巡らせることになります。そうすると、今まで見逃していたちょっとした出来事が目に留まったり、今まで興味のなかった人の話が面白く感じたりと、世の中を見る視点がガラリと変わります。例えば、失恋したとします。僕なら思わず「ラッキー」と思ってしまうかもしれません。「またひとつ、自分の中にネタができた!」と心の中でガッツポーズをしてしまうでしょう。これが“シナリオライター的視点”です。

シナリオ講座で学ぶ内容は、脚本家を目指す方だけでなく、ドラマを観るのが大好きという人はもちろんのこと、自分磨きをしたい方や、変わり映えしない日常生活にうんざりしている方にとっても、人生をもっと楽しむための力強いツールとなることでしょう。

このシナリオ講座では、 カリキュラム考案から全講義の講師、質問への回答や添削まで私が1人で務めています。近い将来、この講座の卒業生から有名な脚本家が出ることを願いつつ、皆さんと出会えるのを楽しみにしています。
 (徳永友一先生・談)
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