「学生の頃から、何か楽器が弾けたらいいなと思っていた」「独学で少しやったが、難しくて弾くのをやめた」。弾かなくなった楽器が家の片隅に眠っているという人、手を挙げて。 いつか始めたいと思っている人も大歓迎。今からでも、楽器は始められる!
弾きたいときが始めどき
人生の半ばを感じる世代に差しかかり、「何か始めたい」と思っている人は多いはず。そこでふと、よみがえるのが学生時代の夢、“楽器をスマートに弾きこなす自分”のイメージ。ギターがうまい友人は、最近大きくなってきた息子と一緒に演奏を楽しんでいる。披露宴に招待され、さらっと1曲なんてのもカッコいい。やっぱり、自分も楽器を弾きたい。でも、今から始めて、大丈夫なのか…。
不安があるのは、初心者なら当たり前。まして、挫折した経験があれば、なおさらだろう。まずはそこから一歩、足を踏み出せるかどうか。難しい理屈はいらない。自分が弾きたいと思ったときが、最良のスタートタイミングだ。
勇気を持って、まずは1曲、最後まで弾ききろう。初心者でも、1時間で1曲弾けるようになる方法がある。最初は指づかいやリズムがあやしくてもOK。そしてゆっくりと、カッコよく曲のラストを締めてみる。ブラボー! できるじゃないか。楽器マスターへの道へようこそ!
ウクレレのすすめ
かつてギターに挫折した人には、今から始める楽器としてウクレレがおすすめ。もし押し入れに眠っているウクレレがあれば、ぜひ起こしてあげよう。ウクレレはギターと同じ弦楽器だが、小さくて扱いやすく、ポロンとつま弾けば誰でも美しい音が出せる。もちろん、楽器初心者でも気軽に始められそうだ。「さっと手にして、いつでもどこでも、ポロンと音を出せるのが、ウクレレの魅力。あの独特の“ゆるさ”がいいんだよね」
鎌倉でウクレレスクールを開く津村泰彦氏は、ネット投稿動画サイトで“神”と称される達人。本格的なハワイアンから、定番の映画音楽やポピュラーソングからJ-ポップ、アニソンまでと、その音楽世界は幅広い。津村氏の動画を視聴いただくとおわかりだと思うが、「この音がたった1本のウクレレで!?」と思うほど、ウクレレは多彩な表現ができる楽器だ。
「ウクレレは、弦楽器の究極の進化形。大きさ、フォルム、演奏方法すべて完成されていて、ひとりで弾いてもオーケストラのような音楽が楽しめます」
津村氏の愛器はハワイの老舗ブランド「カマカ」のウクレレ。数えきれないほどのモデルを所有しているが、自宅、スクール、車、そしてバッグの中に分けて置き、常にウクレレと行動を共にしているという。ウクレレが生活にすっかり溶け込んでいるのだ。

津村泰彦ウクレレアカデミー 年に一度1回開催される発表会風景
家族や友人との会話の中にウクレレを登場させて、さらに楽しく。ウクレレをコミュニケーションツールとして活用しよう。
「ひそかに『Happy Birthday to You』を練習して、愛する人の誕生日に演奏し、そのウクレレをそのままプレゼント。こんな使い方ができるのも、この楽器ならではだね」
●演奏紹介
津村泰彦「けいおん!! Go Go Maniacを弾いてみた」
50万回以上再生され、「神」の称号を得た演奏
ルパン三世のテーマ(一般の方の投稿 )
誰もが知っている曲を、ウクレレ1本で見事に再生
Jake Shimabukuro - "Bohemian Rhapsody"
ロックオペラとも言える名曲をウクレレで再現
2月の課題曲「早春賦」を公開中
2月1日から新たにご覧いただけるのは、「早春賦」。“これがあれば弾ける”と好評のラダー譜と、津村先生のワンポイントアドバイス動画がご覧いただけます。> 「早春賦」のデモ演奏動画はこちら
なお、【津村泰彦 ウクレレ アカデミー ON LINE】は2月1日より毎月新曲にチャレンジできる月額制としてスタートいたしました。
≫ 詳しくはこちら
ピアノにチャレンジ! 自宅にあるならぜひトライしよう
ピアノは家にあるけれど、今は誰も弾いていないというケースは、かなり多いと思われる。楽器は弾いてあげないと、いい音が出なくなる。ピアノは放置すれば音も狂いやすい。ならば、自分で弾いてみてはどうか。子どもと一緒に始めるのもいいかもしれない。
ピアニスト・作曲家の西村由紀江氏は、そんな初心者たちに向けて、ショパンの教室「西村由紀江の誰でもショパン 」を開講中。1時間でショパンを弾こうという、スペシャルレッスンだ。
「ショパンのあの名曲を弾いてみたいけれど、難しそうと思う方は多いのではないでしょうか。私もピアノを引き始めた頃、早くショパンが弾けるようになればいいなと思ったものでした」
“ピアノの詩人”と称されるF・ショパンの美しい楽曲の数々。あの曲を美しい音色で奏でられたら、どんなにカッコいいか。
「せっかくの熱い想いを、夢や憧れで終わらせてしまうのはもったいないですよね。私のレッスンで、その夢を叶えていただけたら…。ピアノに触れたことのない方、楽譜が読めない方でも大丈夫です」
右手の装飾音が難しいところは左手を簡単にして右手に集中できるようにするなど、曲と弾き方にアレンジを加え、できるだけ簡単に弾くことからスタート。初心者もスイスイ弾ける。西村先生、迷える男どもをぜひ導いてください!
「1時間あれば、ショパンが弾けるようになります。自分の手でショパンが弾ける…あなたの人生に、喜びがひとつ増えますね」






